共進化型最適化による2次元コード真贋判定用電子透かし設計方式の研究開発

  1. 研究開発の目的: 電子チケット等で使用される2次元コードの真贋判定技術を実現する.不正に複製された2次元コードを判別することができる.
  2. 研究開発の概要: 携帯電話スクリーン用の真贋判定技術はこれまでに存在しなかった.申請者は,実機を用いた自動設計システムを提案し,その実現に道を拓いた.「真贋判定用電子透かし」およびその「抽出アルゴリズム」を同時に設計することで,2017年までに,多様な携帯端末で統一的に利用可能な真贋判定可能2次元コードを実現する.
  3. 期待される研究開発成果及びその社会的意義:
    • 利便性と安全性の高い2次元コードを用いる認証を実現空港,駅等の安全性向上,利便性の高い行政サービスの実現
    • 信頼性の高いデータ収集の基盤として機能医療事故防止や偽造医薬品検出,廃棄物行政改革,食の安全性向上

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Article written by S. Ono