2017年度版作成作業中 (2018/02/05水野)

プログラミング言語II

情報生体システム工学科2年生対象 担当 水野和生:


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目的:

 計算機はムーアの法則(1年半程から2年で機能は2倍になる)に従って急速に高速化、大容量化し続けています。このハードウエアの可能性を旨く引き出せば 人間社会を豊かにする力となります。これに対応してプログラミング言語は機械語から始まってより複雑で大規模なソフトウエアを可能にする為、Cの様な構造 化言語、さらにオブジェクト指向言語が開発されてきました。 この講義ではオブジェクト指向言語java用いてオブジェクト指向プログラミングを学び、オブジェクト指向に基づくソフトウエア開発ができるようになることを目指します。

達成目標:

講義予定:水曜2限(10:30-12:00)

  題目 2017 内容
1 Java言語の特徴 10/04
オブジェクト指向言語の必要性、Java言語の特徴など
2 オブジェクト指向(課題1) 10/11
オブジェクトの構造、クラスとインスタンス
3 初めてのJava(課題2) 10/18
javaプログラムの作成、コンパイル、実行
4 データ型(課題3)
10/25
基本データ型、参照データ型
5 11/01
選択と繰り返し、例外処理
6 入力のあるプログラム(課題5)
11/08 ストリームやテキストフィールドからの入力と例外処理
7 クラスとインスタンス(課題6) 11/15
カプセル化 可視性、クラスとインスタンスの生成、利用、消去
8 クラスの継承(課題7) 11/29
継承、クラスの書き方、抽象クラス
9 継承と実装(課題8) 12/06 クラスライブラリを継承して作る。インターフェイス。継承、実装、委譲
10 GUI (課題9) 12/13
GUI(Graphical User Interface)の仕組みと例題
11 スレッドと同時実行制御(課題10)
12/20 マルチスレッドのプログラム、競合と同期
12 イベント処理 (課題11) 01/10
イベント処理の組み込み
13 Collection Framework 01/17 インターフェイスと継承を利用したコレクションのクラスライブラリ その他(総称、拡張for文)
14 簡単なアプリケーション
01/24
色々なクラスライブラリーを利用した簡単なアプリケーション
15 まとめ 01/31
課題提出は締め切ました
16 期末試験
02/07
71号教室(別室受験は73号) 10:30〜12:00
平成15年度  平成14年度
       
A0 レポート提出方法   レポート提出方法  
A2 アプレットのサンプル    
A3 Windowsのファイルシステム   演習の予備知識

教科書は使いませんが、自分なりの参考書を用意してください。

参考書:以下は一例です
 0) JavaTM チュートリアル 第4版 /出版社: ピアソン・エデュケーションズ/ The Java Tutorialの訳本
 1) ひとつ上をいくJavaの教科書 /出版社: 技術評論社 /著者:岩谷 宏
 2) Java教科書            /出版社:ソフト・リサーチ・センター  /著者:岡田謙一・重野寛・古賀祐匠
 3) やさしいJavaプログラミング  /出版社:(株)ASCII /著者:千葉 滋 著:


メモ

1)ムーアの法則: 集積回路に載るトランジスタ数が1.5〜2年で倍になる。既に30年以上にわたり実現している。
 Gordon Moore;Intel創業者の1人