#author("2024-05-07T07:40:19+09:00","default:Exp3","Exp3") #author("2024-05-10T15:44:23+09:00","default:Exp3","Exp3") [[計算機アーキテクチャとOS]] **第1回: サーバ本体のハードウェア構成の理解、組み立て [#d84a12de] **目的 [#f4d18a11] 計算機のハードウェア構成を理解するため、計算機を分解し、一つ一つのハードウェアを確認する。また、%%CPUとヒートシンクの脱着も経験する。%%IDEケーブル、SATAケーブルの外観も確認する。最後に、分解したハードウェアを、再び組み立て、起動することを確かめる。BIOSの設定も経験する。実験は、以下のように、&color(red,){実験1と実験2と2つ};ある。途中経過や結果を適宜写真で撮っておくこと。 * 実験1 [#la04b626] ** 実験1-1 メディアからのOSインストール [#pe4b7edd] ノートPCへのLinuxOS(Ubuntu)のインストールとセットアップの実験を以下の手順で行う。前の班のUbuntuが起動したら、DVDを入れ、電源ボタンの長押しにて強制終了する。 1.電源スイッチを入れると同時に、DVDをセットする。~ (*デフォルトでDVDから起動する、起動しない場合はBIOSの設定を確認すること) 2.5分ほどで「ようこそ」のウィンドウが開く // (参考URL: http://ubuntuapps.blog67.fc2.com/blog-entry-186.html) 3.インストールの設定(約5分)~ ★Ubuntuをインストール→「最小インストール」を選択すること。~ ★インストール中にアップデートをダウンロードせずに進めること。~ ★ディスク領域の割り当ては、「ディスクを削除してUbuntuをインストール」を選択すること。~ ★ユーザ名:ibe-exp3 パスワード:Exp3 にする。~ 4.インストール(約30分)の後、再起動を求められたら、インストールが完了する。~ ** 実験1-2 ネットワークの設定と接続確認 [#f7bda841] 5.ネットワークへ接続する。~ 鹿児島大学の1X認証ネットへ接続する。 // 鹿児島大学の1X認証ネットへ接続する。 -ネットワークの設定(有線の設定)~ // はじめに、無線接続をOFFにする(有線接続を設定すると自動的に無線が切れる)~ // アプリケーション(左下)→設定→ネットワーク→有線→セキュリティ~ アプリケーション(左下)→設定→ネットワーク→有線→詳細~ 有線のハードウェアアドレス(MACアドレス)をメモしておく。 アプリケーション(左下)→設定→ネットワーク→有線→IPv4→手動~ アドレス 各机に配布するハードウェアアドレス(MACアドレス)とIPアドレスの対応表から確認すること ネットマスク 255.255.255.0 ゲートウェイ 172.25.60.254 DNSサーバ 163.209.1.15 // ★「適用」ボタンが隠れてしまうことがあるので、表示を確認しながら作業すること。~ // ★802.1x セキュリティをオンにする // セキュリティ WPA & WPA2 Enterprise // 認証 保護つきEAP(PEAP) // CA証明書 (なし) // ★「CA証明書が要求されましたが存在しません」にチェックする // PEAPバージョン 自動 // 内部認証 MSCHAPv2 // ユーザー名 代表者の鹿児島大学ID@kagoshima-u.ac.jp // パスワード 鹿児島大学IDのパスワード // ★パスワードは毎回要求されるようにしてもよい -IPアドレス設定の確認~ アプリケーション→端末を起動~ ip addr (ネットワーク設定の確認。IPアドレスがちゃんと振られているか?) ★実行結果を写真に撮るなどして、記録しておくこと。以下、実験結果の★証拠★を残していくこと~ -対外接続の確認~ pingがちゃんと応答するか確認~ (確認できたら、&color(red,){ctrl+cでpingの実行を止める};)~ ping www.eng.kagoshima-u.ac.jp (学内接続の確認) ping www.sony.co.jp (学外接続の確認) ping i.dell.com (学外接続の確認) 6.Firefoxの起動~ https://www.ibe.kagoshima-u.ac.jp/static/www1/edu/expIII~ を表示させる。 //** %%実験1-3 ディスプレイドライバのインストール%% [#d6a8ec6e] // %%デフォルトは800*600である。これを変更する。%% //// (参考URL: http://barroslee.blogspot.com/2011/02/sis-linux-driver.html) //-SIS 771/671用のドライバを下記からダウンロードする。~ // https://github.com/gununu/xf86-video-sis-stable~ //~ // -「Clone or download」からZIPファイルをダウンロードし、保存する。 // -「ダウンロード」フォルダを開く。 // - ダウンロードしたファイルを右クリックして、「ここに展開する」を選び、解凍する。 // //-READMEファイルを参考にしてインストールを行う。~ // アプリケーション→端末を起動~ // cd ダウンロード // cd xf86-video-sis-stable-master // //-コンパイルに必要なパッケージをインストールする。~ // sudo apt-get update // sudo apt-get install autoconf automake xorg-dev xutils-dev mesa-common-dev libdrm-dev libtool // //-ドライバをコンパイルしてインストールする。~ // autoreconf -i // ./configure --prefix=/usr --disable-static // make // sudo make install // //-%%設定ファイルを編集する。%%~ // %%★&color(red,){設定ファイルにミスがあると、起動できなくなることがある。十分に注意して編集すること。};%%~ // %%★viエディターについては、[[第3回>CAOS-03#vi_sec]]を参照すること。%% // // sudo vi /etc/X11/xorg.conf // // %%テキスト入力モードにし([i]キーを入力)、以下の内容を追加する。%% // // Section "Device" // Identifier "Configured Video Device" // Driver "vesa" // EndSection // //// Section "Device" //// Identifier "XXXX" //// Driver "sisimedia" //// EndSection //// //// Section "Screen" //// Identifier "YYYY" //// Device "XXXX" //// EndSection // // %%編集が終わったら、コマンド入力モードにし([Esc]キーを入力)、保存終了(:wq)する。%%~ // //-%%ログアウト後、再度ログインすると、ディスプレイドライバのインストールが完了する。%%~ ** 実験1-3 emacsのインストール [#pf2592bd] アプリケーション→端末を起動~ ★sudoコマンドでは管理者のパスワードを求められる。この時カーソルが動かず、画面が変わらないが入力できている。~ sudo apt-get install emacs (emacsのインストール) emacs (emacsの起動) *** &color(red){【課題1-1】}; [#wd89c1f2] -Linuxのディストリビューションの違いを調査し説明せよ。 -サブネットマスクとプレフィックスについて調査し説明せよ。 *** &color(red){【課題1-2】}; [#f741a1f9] -vi エディタの3つのモードについて調査し説明せよ。 *** &color(red){【課題1-3】}; [#r1e4aea8] -sudo、apt-getコマンドについて調査し説明せよ。 [[MEMO]] * 実験2 [#ub4441ae] 始めに、本体の電源を入れ&color(red,){F2キーを連打};すると、BIOSが起動することを確かめる。分解前のBIOSの情報を写真を撮って記録しておく。~ 次に本体より、以下の、&color(red,){1から7};のハードウェアを分解し、外す(外す順番にはなっていないので注意)。外した後、印字されている諸元や規格、型番号をメモする。外す順番は特にないので、 外せるものから外すこと。 // 注意1: // 班のメンバーが全員がCPUの脱着(だっちゃく)を体験すること。 注意: メインボードと電源は外さず、そのままにしておくこと。 // 注意2: // CPUとヒートシンクの間のグリスは、綺麗に掃除しそのゴミは、ごみ袋に入れること。再度、組み立て時に、米粒ぐらいの新しいグリスを塗ること。 +フロッピーディスクドライブ +DVDドライブ +HDD +メモリ(2本) +グラフィックボード(ビデオボード) +%%CPUの放熱板 (ヒートシンク)%% +%%CPU%% #ref(CAOS-01-21/P1070238.JPG) #ref(CAOS-01-21/CPUP1070232.JPG) #ref(CAOS-01-21/memoryP1070229.JPG) ** &color(red){【課題2-1】}; 外したハードウェアの諸元や規格、型番号を調査せよ。[#s0a28a97] //必要があれば、microSDを使用して結構です。 ||CENTER:100|CENTER:100|CENTER:100|CENTER:100|c |CENTER:名称|型番|規格|諸元|備考| |CPU| | | | | |HDD| | | | | |グラフィックボード| | | | | |メモリ| | | | | ** &color(red){【課題2-2】}; IDEケーブルとSATAケーブルを確認し、違いを見る。また、IDE、SATA、それぞれの規格・特徴について調査せよ。 [#l911bbcb] #ref(http://www.ibe.kagoshima-u.ac.jp/static/www1/edu/expIII/image/sataP1070225.JPG) // #ref(http://www.ibe.kagoshima-u.ac.jp/edu/expIII/image/sataP1070225.JPG) // #ref(sataP1070225.JPG) ** &color(red){【課題2-3】}; 電源コネクタを確認し、赤、黒、黄色がそれぞれ何ボルトか、検索して調査せよ。さらに計算機では、何ボルトの電源が使われているか調査せよ。また、USBポートから供給される電圧も調査せよ。 [#c5c37538] #ref(CAOS-01-21/P1070319.JPG) ** &color(red){【課題2-4】}; BIOSについて調査し説明せよ。 [#c8337f11] [[メモ]]