[[計算機アーキテクチャとOS]]

**第1回: サーバ本体のハードウェア構成の理解、組み立て [#l46c0573]

**目的  [#p4013efc]

 計算機のハードウェア構成の理解するため、計算機を分解し、一つ一つのハードウェアを確認する。また、CPUとヒートシンクの脱着も経験する。IDEケーブル、SATAケーブルの外観も確認する。最後に、分解したハードウェアを、再び組み立て、起動することを確かめる。BIOSの設定も経験する。実験は、以下のように、&color(red,){実験1から実験3と3つ};ある。結果を写真で撮っておいてもよい。

* 実験1 [#kb0e62f6]
 ノートPCへのLinuxOS(Ubuntu)のインストールとセットアップの実験を以下の手順で行う。前の班のUbuntuが起動したら、CD-Rを入れ、電源ボタンの長押しにて強制終了する。

 1.電源スイッチを入れると同時に,CD-Rをセットする.また、ネットワークケーブルを接続しておく。

   (*デフォルトで,CDから起動する)

 2.5分ほどで,「ようこそ」のウィンドウが開く

   (参考URL: http://ubuntuapps.blog67.fc2.com/blog-entry-186.html)

 3.インストールの設定(約5分)
 ★Ubuntuをインストール→ディスク領域の割り当ては、◎「ディスク全体を削除してから使用する」を選択すること。
 ★ユーザ名:ibe-exp3 パスワード:Exp3 にする。

 4.インストール(約15分)の後,インストールCDを取り除いて、Enterキーを押すと再起動して完了.

 5.ネットワークの設定(有線の設定)~
   はじめに、無線接続をOFFにする(有線接続を設定すると自動的に無線が切れる)~
   システム→設定→ネットワークの接続→有線→追加→有線接続1→IPv4のセッティング→方式を手動に変更→追加

-アドレス  10.200.60.101~112のいずれかか(机の場所によって固定)
-ネットマスク 255.255.255.0
-ゲートウェイ 10.200.60.254
-DNSサーバ   10.200.2.1

** 演習1  ネットワークの接続を確認 [#f75ef0ac]

-IPアドレス設定の確認~
   アプリケーション→アクセサリー→端末を起動~
   ifconfig  -a~
   ネットワーク設定の確認(IPアドレスがちゃんと振られているか?)~
   (★実行結果を写真に撮るなどして、記録しておくこと。以下、実験結果の★証拠★を残してゆくこと)~
   
-対外接続の確認~
   同じく端末から~
      ping www.sci.kagoshima-u.ac.jp  (実行結果を記録,学内接続の確認)5行程度表示後、ctrl+c
      ping www,sony.co.jp  (実行結果を記録,学外接続の確認)5行程度表示後、ctrl+c
      ping www.sony.co.jp  (実行結果を記録,学外接続の確認)5行程度表示後、ctrl+c
      ping i.dell.com  (実行結果を記録,学外接続の確認)5行程度表示後、ctrl+c
   pingがちゃんと応答するか確認(確認できたら、ctrl+cでpingの実行を止める)~



  6.Firefoxの起動~
   http://www.ibe.kagoshima-u.ac.jp/edu/expIII~
   を表示させる。以下の実験手順は、Webを見ながら行うこと。   

  7.ディスプレイドライバのインストール(約5分)デフォルトは800*600です。これを変更します。

   (参考URL: http://barroslee.blogspot.com/2011/02/sis-linux-driver.html)

  SIS M672用のドライバ(sis_drv_ubuntu1010_20101012.tar.gz)を下記からダウンロードする.

   https://sites.google.com/site/barrosleesisdriver/download


  ダウンロードしたファイルを保存する。~
  保存したフォルダを開く(ダウンロードというフォルダ)~
  次にダウンロードしたファイルを右クリックして、「ここに展開する」を選び、解凍して得られる3つのファイル(sis_drv.la, sis_drv.lai, sis_drv.so)を~
  /usr/lib/xorg/modules/drivers/に、以下に示す手順でコピーする.

   アプリケーション→アクセサリー→端末を起動~

 cd ダウンロード
 cd sis_drv_ubuntu1010_20101012
 ls  (3つのファイルがあることを確認すること)

 sudo cp sis_drv.*  /usr/lib/xorg/modules/drivers/

   管理者のパスワードを入力(この時カーソルが動かず、画面が変わらないが入力できている)~
   

   コピーされているか確認する。~

 cd /usr/lib/xorg/modules/drivers/ 
 ls
 (3つのファイル(sis_drv.la, sis_drv.lai, sis_drv.so)がコピーされているか確認する)

  ログアウト後、再度ログインすると,Ubuntu 10.10のインストールが完了する.~


** 演習2  モニタの解像度の設定をする。 [#r6b78da3]

   システム→設定→モニタから、1280*800を選び、モニターの解像度を変更しなさい。


** 演習3  emacsをインストールしなさい。emacsを起動してみなさい。sudoコマンドについて調査し、レポートで報告しなさい。 [#vd362732]
 
   sudo apt-get install emacs23 (emacsのインストール)~
   emacs (emacsの起動)



[[MEMO]]

* 実験2 [#gfb02ac8]
 始めに、本体の電源を入れ&color(red,){F2キーを連打};すると、BIOSが起動することを確かめる。分解前のBIOSの情報を写真を撮って記録しておく。~
次に本体より、以下の、&color(red,){1から7};のハードウェアを分解し、外す(外す順番にはなっていないので注意)。外した後、印字されている諸元や規格、型番号をメモする。外す順番は特にないので、
外せるものから外すこと。

 注意1: 
 班のメンバーが全員がCPUの脱着(だっちゃく)を体験すること.

 注意2: 
 メインボードと電源は外さず、そのままにしておくこと.

 注意3: 
 CPUとヒートシンクの間のグリスは、透明ヘラで綺麗に掃除しそのゴミは、ごみ袋に入れること。再度、組み立て時に、米粒ぐらいの新しいグリスを塗ること。

+フロッピーディスクドライブ 
+DVDドライブ
+HDD
+メモリ(2本)
+グラフィックボード(ビデオボード)
+CPUの放熱板 (ヒートシンク)
+CPU 

#ref(P1070238.JPG)
#ref(CPUP1070232.JPG)
#ref(memoryP1070229.JPG)


** 演習4  外したハードウェアの諸元や規格、型番号を調べる。また、携帯にて写真を撮り、レポートに挿入し報告しなさい。必要があれば、microSDを使用して結構です。 [#d9c55106]

|名称|   型番   |   規格   |   諸元   |   備考   |
|CPU| | | | |
|HDD| | | | |
|グラフィックボード| | | | |
|メモリ| | | | |




** 演習5  IDEケーブルとSATAケーブルを確認し、違いを見る。コネクタ部分の写真を撮り、レポートに報告すること。 [#wcd6efe8]
#ref(http://www.ibe.kagoshima-u.ac.jp/edu/expIII/image/sataP1070225.JPG)

//#ref(sataP1070225.JPG)

** 演習6  電源コネクタを確認しなさい。以下の部分の写真をとり、赤、黒、黄色がそれぞれ何ボルトか、検索して調べなさい。さらに計算機では、何ボルトの電源が使われているか調査し、さらにUSBポートから供給される電圧も調査して、レポートしなさい。 [#k59e5723]
#ref(P1070319.JPG)

* 実験3 [#g078feab]
-組み立て後、電源を入れ、分解前のBIOS(F2キーを連打する)が起動することを確かめる。
-BIOSを起動後、CPU、メモリの諸元や規格を確認し、実験2でメモした物と一致しているか、確かめる。
-メモリの合計(Total Memory)はどうなっていますか?512MBのメモリが2つ認識されているか、確かめる。
-BOOTの順番を変更してみる。CD-ROMの起動を1番に変更してみる。(CD-ROMの起動が1番の場合と、1番以外の場合をそれぞれ写真に撮ってレポートに貼ること。)

** 演習7 BIOSについて調べたものをレポートに報告しなさい。 [#r705ab6a]

[[メモ]]


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