第2回: クライアントコンピュータとしてのセットアップ †目的 †代表的なオペレーティングシステム(OS)であるWindows 10のインストール作業を通じて、クライアントとして利用するためのコンピュータの環境を構築する方法を学ぶ。 実験概要 †Ⅰ OS(Windows 10)のインストール Ⅱ ネットワーク設定 Ⅲ Windowsライセンス認証 Ⅳ OSのアップデート Ⅴ メーラーのインストールと設定 Ⅵ アカウントの作成 Ⅶ Open Officeのインストール 使用機器 †・DELL OptiPlex 755 (OSインストール用) ・Note PC (情報閲覧用) ・Windows 10 インストールDVD 実験手順 †Ⅰ OS(Windows 10)のインストール †1.電源スイッチを入れ、BIOS画面表示中に[F12]キーを押し、Boot Menuを立ち上げる。 2.配布したOSのDVDを起動してインストール作業を開始する。 [Press any key to boot from CD or DVD]メッセージが表示されたら、何かキーを押す。 3.インストールするWindowsのエディションを選択する。 ・Windows 10 Pro Education を選択する。 ・すでにインストールされているWindowsがある場合もデータは引き継がず、新規にインストールを行う。 ・ネットワーク設定は後で行うため、インターネットに接続していない状態でインストールを進める。 4.パーティションの削除と作成を行う。 ・すでに作成されているパーティションがある場合は、すべて削除する。 ・CドライブにOSのインストールに必要なサイズ(100000MB)のパーティションを作成する。 5.Windowsが起動したらインストールDVDを取り除く。 6.OSの初期設定を行う。 ・ユーザ:ibe-exp3 ・パスワード:Exp3 ・パスワードのヒントは正確な情報でなくてよい Ⅱ ネットワーク設定 †1.ネットワークを設定する。 鹿児島大学の1X認証ネットへ接続する。 ※設定は、情報基盤統括センターのホームページを参照すること。 https://www.cc.kagoshima-u.ac.jp/service/nw/1x/#windows10 2.ウェブブラウザを立ち上げてインターネットへの接続を確認する。 Ⅲ Windowsライセンス認証 (本実験では認証せずに進める。) †1.Windowsライセンス認証を行う。 ・プロダクトキー:教員の指示 ・「設定」→「更新とセキュリティ」→「ライセンス認証」 Ⅳ OSのアップデート †1.Windows 10をアップデートする。 ・Windows Updateを実行する 「設定」→「更新とセキュリティ」→「Windows Update」→「更新プログラムのチェック」 ※ 以下Ⅴからは管理者ユーザーで行うこと。 Ⅴ メーラーのインストールと設定 †1.メーラー(Thunderbird)をダウンロードしてインストールする。 2. ダウンロードしたソフトをインストールしてサーバの情報などの初期設定を行う。 ・名前:班の代表者 ・メールアドレス:代表者のkadaiメールアドレス ・パスワード:代表者のパスワード ・ユーザ名:kadaiメールアドレス ・受信サーバ:outlook.office365.com ポート番号:993 ・送信サーバ:smtp.office365.com ポート番号:587 ・認証方式:OAuth2 Ⅵ アカウントの作成 †1. 新しいアカウントを作成し、パスワードを設定する。 「設定」→「アカウント」→「家族とその他のユーザー」 ・サインイン情報のない、Microsoftアカウントを持たないユーザーとして追加する ・アカウント名:メールと同じアカウント ・パスワード:Exp3 2.代表者以外もアカウントの作成とパスワードを設定する。 ・サインイン情報のない、Microsoftアカウントを持たないユーザーとして追加する ・パスワード:Exp3 3.サインアウト後、新しいアカウントで再度サインインする。 ・代表者以外のアカウントで、メールアカウントの設定とメールの送受信テストを行う。 Ⅶ Open Officeのインストール †1.フリーのOfficeソフトであるOpen Officeをダウンロードし、インストールする。 実験課題 †・実験課題は、その答えが実験動画の中にあるので、動画をよく見てレポートで報告すること。単に画面をキャプチャするのではなく、自身で記述すること。ただし、実験課題⑤はキャプチャしたものでよい。
調査課題 †・調査課題は、ネットや書籍などを利用して自身で調べてみましょう。参考文献や参考サイトがあればそれも示すこと。ただし、そのままコピペしないこと。
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