レポートツール


[index] (update:2019/10/3)
C言語のプログラミング環境としては下記の様な色々なものが在ります。
これらはC言語がよくわかった人が使うのには便利なのですが、C言語が初めての人には、複雑な環境の使い方を覚える必要があって大変です。そこで今回はMicrosoftのコンパイラを利用する簡単な私の自作環境を使って演習を行うことにします。

この自作環境はBorlandのCとC++の言語環境を使うことも可能です。自宅のパソコンで試したいならここを見てください。

つぎのファイルをダウンロードしてください。
Report.jar (2019.10.3 更新)

(Report.jar でうまくいかなかった人は、こちらもダウンロードし、このreport.batで起動させる)
上記Report.jarの文字にマウスカーソルを合わせて右クリック、対象をファイルに保存を選んで希望の場所に保存できます。
(このようにサーバからファイルをコピーすることをダウンロードといいます。逆にサーバへ送るときはアップロードです。)
※学校の環境はファイルを置く場所がアドミのデスクトップになっています。自分のデスクトップかZドライブなどを選んでファイルをダウンロードしてください。

※ダウンロードで名前がReport.zipと拡張子が変わることがあります。
その場合はファイル名をReport.jarと変更してください

レポートツールを起動するには、Report.jarをダブルクリックして起動します。
 
レポート送受信は認証の関係で電算機演習室からのみ可能です

0.ツールのDownload/*最新のものをDownloadしてください*/

 


1.自作プログラミング環境

Report.jar のアイコンをダブルクリックでツールが起動します。(起動に少し時間がかかります)
下の画面がレポートツールの画面です。

バージョンアップで一部画像と異なる場合があります。黄色い色の部分はテスト中の部分です。

 
左側の枠はソースファイルとコンパイルエラーを示します。
右側の枠はMicrosoftのコンパイラからのメッセージやプログラム実行時の情報を表示します

2.Cプログラム作成手順

まずはHelloWorldと書き出すだけのプログラムを作ってみましょう。

1)ファイルの 新規作成 or 読込

新規のプログラム作成は方法1で、それ以外は方法1、2どちらでも可能です。

方法1:

Open(D&D) ボタンでファイルダイアログを開き、新規ソースファイルを作る場合はここで新しい名前を入れます。
※ファイル名の拡張子は.cにすること
メモ:拡張子
ファイル名の最後の 「.」に続いて書かれた部分です。Windowsの設定によっては表示されず、アイコンの形でしか区別できないことがあります。プログラミングをする場合は拡張子を表示する設定にしたほうがいいでしょう。

方法2:

ソースファイルのアイコンをマウスでこのボタンにドラッグ&ドロップ


 

2)編集

Editボタンを押すと編集画面が開きますここで下記のプログラを書いてください。
#include<stdio.h>
int main(void)
{
    printf("Hello World");
    return 0;
}

3).コンパイル

Compile&Linkボタンを押すと、ソースファイルを保存していない場合はダイアログが出て保存を求められます。「はい」を選択してください。
コンパイルがはじまります。エラーがあると左の枠に中抜きの赤い四角が表示されます。ここを開いてゆくと個々のエラーが示されます。エラー項目はエディターと連動しています。
 
ここで、エラーが無ければリンクまで、まとめて処理が行われます。

※エラーでなくて警告の場合は黄色い四角で示されます。警告のみなら実行可能ファイルは作られます。

4)実行

Runボタンを押すと実行が始まります。プログラムは右側の画面で実行されます。

※プログラムを実行中は「Run」ボタンが「中断」ボタンになります。
※実行中のプログラムへの入力は右下の入力枠に書き込んエンターキーを押してください。入力の終端はEOFでこれですべての入力を終わることを知らせます。



3.レポート送信

●Reportボタンを押すと、送信を行う下の画面が開きます。
ここで自動で再度コンパイルされ実行が始まります。
必要なら画面下の入力枠から入力を入れてください。エンターキーで入力されます。
入力の終端をいれたい場合は「入力終端」ボタンを押してください。

実行が正常に終了すると課題番号の入力画面が開きますが、旨く行かない場合は下記の注意を確認してください。
注意
1)main関数のreturn 0で終了コード0を返していないと正常に終了したとは見なされません。
2)プログラムの出力はバッファリングされ、printfが実行された時に画面に書き出されません。対話的な処理を行うプログラムでは、書き出しを強制的 に行う下記のコマンドを各printf文の後に入れてください。
fflush(stdout);
●最後に課題番号をリストから選択してください。了解で送信されます。
注意
1)サーバが停止している場合は送れません。
2)既に同じ課題のレポートが有る場合は上書きの確認画面が開きます。
3)下記のレポート確認で自分のレポートを確認できます。

4.レポート確認

LoadReportボタンを押すとサーバから自分のレポートをダウンロードして、このツールと同じディレクトリに report.htmlとして書き出します。このファイルをIE等のWebブラウザで確認してください。