平成28年度 鹿児島県高等学校「プレゼンテーション講習会」
日 時:平成29年1月7日(土)午前11時から
場 所:鹿児島市郡元1−21−35 鹿児島大学理学部2 号館
第1部 公開講演会
理学部220号講義室
11:00〜12:30
演 題:「科学的思考とは:能力獲得の基礎からサイエンス大会発表の実践的アドバイスまで」
講 師:鹿児島大学大学院理工学研究科 教授 大塚作一
概 要:2020
年度の入試改革等で「主体性を持った考え方」の重要性が大きく強調されている。一方で、最近、日本(国立情報学研究所調査など)のみならず米国(スタンフォード大
学調査)でも中学生の国語力や情報収集能力の大幅な低下が指摘され始めており、これ らは、インターネットの発達と密接な関係があると推測される。本講演では、まず、こ
のような環境下で中学生や高校生がどのようにすれば主体性を身に着けることが出来る かについて演者の意見を述べる。つぎに、科学技術論文作成の基礎ならびに「高校生科
学技術チャレンジ(JSEC)」等の発表支援の例に基づいたサイエンス大会発表の注意点 を解説する。
講師紹介:鹿児島大学大学院理工学研究科情報生体システム工学専攻・教授。1980 年日本電信電話
公社(現NTT)入社。以来、画像通信・視覚心理学等の研究とマネジメントに従事。2007
年鹿児島大学に着任し現在に至る。主な受賞には、科学技術分野の文部科学大臣表彰「科 学技術賞(研究部門)」(2006 年)、電子情報通信学会業績賞(2003
年)などがある。
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参加申し込み:【2017年1月5日(木)〆切】
公開講演会を聴講される方は、下記の事項をご記入のうえ、メールまたはFAXにてお申し込みください。
- 代表者のお名前(「ふりがな」もお書きください)
- ご所属(保護者・一般の場合は不要)
- 代表者連絡先(e-mailもしくは電話番号)
- 参加者内訳(人数)
- 教職員 ○○名
- 生徒 ○○名
- 保護者・一般 ○○名
申し込み先:
鹿児島大学工学部情報生体システム工学科内事務局
休憩・準備 12:30〜13:15
第2 部 県代表校をモデルとした講習
理学部211号講義室
13:15〜13:30
集合・オリエンテーション 理学部211号講義室(担当アドバイザー:秦、内海)
- 13:30〜14:10 【物理・口頭】曽於高校 科学部 「ネオジウム球の不可解な動きについて(仮)」
- 14:10〜14:40 【化学・ポスター】福山高校 科学研究部 「焼酎から酢はつくれるか?第3報」
- 14:40〜15:10 【物理・ポスター】池田高校 SSH 課題研究物理班A 「シラスを用いた防音壁の吸音性について」
- 15:10〜15:40 【地学・ポスター】池田高校 科学思考班@ 「『二條家内々御番所日次記』から見た江戸時代の天気」
理学部212号講義室(担当アドバイザー:塔筋、横川)
- 13:30〜14:10 【生物・口頭】曽於高校 科学部 「カマキリの体内に潜む寄生虫について(仮)」
- 14:10〜14:50 【生物・口頭】国分高等学校 サイエンス部 「屋久島方言で鳴くツクツクボウシの研究U
〜幸屋火砕流による分布拡大仮説の検証と分布拡大経路の解明〜」
- 14:50〜15:30 【化学・口頭】鶴丸高校 化学部 「ヨウ素デンプン反応に関する研究」
理学部214号講義室(担当アドバイザー:中川、神長)
- 13:30〜14:10 【物理・口頭】国分高校 サイエンス部 「グリーンフラッシュの謎にせまる。 〜モデル実験で分かった 緑色光の発生機構〜」
- 14:10〜14:50 【地学・口頭】国分高校 サイエンス部 「錦江湾に出現する層状雲について」
- 14:50〜15:30 【地学・口頭】玉龍高校 サイエンス部 「惑星の研究U」
アドバイザー:
- 鹿児島大学大学院理工学研究科生命化学専攻・教授・内海俊樹
- 鹿児島大学大学院理工学研究科物理・宇宙専攻・准教授・秦 浩起
- 鹿児島大学大学院理工学研究科生命化学専攻・准教授・塔筋弘章
- 鹿児島大学大学院理工学研究科生命化学専攻・講師・横川由起子
- 鹿児島大学大学院理工学研究科物理・宇宙専攻・助教・中川亜紀治
- 鹿児島大学大学院理工学研究科生命化学専攻・助教・神長暁子
【問い合わせ先】
〒890−0065 鹿児島市郡元1−21−35
鹿児島大学大学院理工学研究科 内海俊樹
電話:099-285-8164 FAX:099-285-88163
e-mail: uttan@sci.kagoshima-u.ac.jp